ベオグラード(セルビア)
2013-03-01


初のセルビアです。去年の話ですが、なかなか書けず放置してました。セルビアは、バルカン諸国が次々と分離独立する中、最後まで「ユーゴスラヴィア連邦」に留まっていましたが、ユーゴ紛争が落ち着いた後の2003年に「セルビア・モンテネグロ」に移行し、結局はこれも分裂して、今のセルビアになりました。

首都ベオグラードは東欧の空気をまだ色濃く残す町でした。特に夜になると暗い街灯にぼうっと浮かび上がる落書きだらけの煤けたビル壁が、いかにも東欧。初めて行った頃のブダペストを思い出しました。

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ブランコ橋の上から臨むベオグラードの旧市街。下を流れるサヴァ川はこのすぐ先でドナウ川と合流します。そう、ドナウ川はベオグラードも通っていたのです。

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これといった観光名所はあまりなさそうでした。これは大聖堂のように見えて、実は国会議事堂。

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セルビアの宗教はカトリックともプロテスタントとも違い、セルビア正教会です。これは聖マルコ協会。中は禅宗のお寺のごとく質素で寡黙、とても写真を撮る雰囲気ではありませんでした。

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町を歩いていると廃墟のようなビルがけっこうたくさんあります。これなどはまだましなほうですが、ユーゴ紛争の際NATOに爆撃されたビルをそのまま残しているところもあるそうです。

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壁一面に描かれたアーティスティックな落書き?も、東欧ならではという感じがします。

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これもよく描けてます。

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これなどは全く落書きでしょうけど、ここまでやると、行政も消すのがもったいないのかな、と思ってしまいます。

[旅行]

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