アンダルシア (6):スペイン料理
2012-04-08


スペインは料理が美味しいのでも有名です。実は私、魚と貝は大丈夫なんですがエビ・カニ・イカ・タコがダメで、スペイン料理は大の苦手でした。大学の頃、研究室のコンパをスペイン料理屋でやった際に、マッシュルームのガーリック焼き以外、何も食べられなかった記憶があります(その分飲んだので割り勘負けはしませんでしたが)。しかしその後人生経験を積み、別にエビ・イカだけがスペイン料理じゃない、というのがわかってきて、今ではタパスなど好んで行くほうです。

今回も食事は非常に楽しみにしていましたが、グラナダではなかなか良い店に当たらず、残念でした。やっぱり地元の人の手引きがないと、美味しいお店を見つけるのはそう簡単ではないですね。

禺画像]

セビリア旧市街のタパスは、それなりに美味しかったんですが、どの店もメニューがだいたい同じで個性がありませんでした。だいたい毎食、私はイベリコ豚の生ハムを食し、妻と娘は、私が苦手なんで家の食卓では出さないイカのフライを、ここぞとばかりに食べまくっていました。

禺画像]

生ハムも店によって様々で、やっぱり注文を受けてから切ってくれるお店がいいですね(そうじゃない店もけっこうあったので)。

禺画像]

これもタパス飯ですが、意外とイケた、そら豆とイベリコハムのオーブン焼き。ロンドンはそら豆が手に入るし、家庭でもアレンジが出来そうな一品です。

禺画像]

スペインのデザート、フラン。要はカスタードプディング、日本で言うプリンです。

禺画像]

マラガの町中では、Calle Strachan、Calle de Marin Garciaといった通り沿いにレストラン、タパスが立ち並んでいます。スペインの標準として、レストランは8時にならないと開きません。

これはアンコウのマラガソース。娘がアンコウを気に入り、アンコウがあればそればかり注文していました。贅沢なやっちゃ…。全般的にさすがはスペイン、魚介類は新鮮な材料を使っていて、魚の鮮度にうるさい日本人にも十分満足のできるものでした。

禺画像]

レストランで食べる機会がなかったので、スペイン名物「ウナギの稚魚」の缶詰をデパートで買ってみました。そのまま食べれるかと思ったらどうもそうではなさそうで、パッケージの写真を真似て、ニンニクスライスと一緒にオリーブオイルで炒めてみました。

禺画像]

うーむ、見た目は寄生虫のようで何ともグロい…。妻は飛んで逃げて行きました。が、味は良かったです(ウナギの稚魚なのでそんなヘンなものにはなりようもない)。缶詰じゃないちゃんとしたフレッシュなやつを、いつか食べてみたいと思いました。

禺画像]


続きを読む

[スペイン]
[旅行]

コメント(全5件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット