コーラスはギルドホール音楽院の学生合唱団でしたが、これがなかなか侮れない完成度。コーラスの奮闘が救いとなり、後半はしっかり盛り上がりました。まあ、最後の一音はティンパニが飛び出しちゃいましたけど。それにしてもこの学生合唱団、ソプラノ、テナー、バス、アルトという並びでしたが、男女の境で接している若者達は例外なく舞台上でもおかまいなしにリラックスして談笑。うーむ、オジサンはうらやましいぞ。あと気になったのは、ソプラノに一人どう見ても男性が混じっていて、見た限りテナーがたまたまソプラノに混じって座っていたのではなくて、歌もソプラノパートを歌っているようでした。確かに、「ソプラノは女性に限る」という法律はないので、ソプラニスタとかカウンターテナーというのもあることですし、声さえ出れば男性がいても問題はないんでしょうけど、こんなのは初めて見ました。ソプラノでは、終楽章の途中で気分が悪くなったのか座り込んでしまってその後最後まで歌えなかった人がいたかと思えば、出番が来ても起立せず座ったままずっと歌い続けていた人もいて、プロの合唱団ではあり得ない光景が新鮮でした。
うーむ、ビエロさんの顔がまともに撮れてない…。カメラ代えようかな…。
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