We Will Rock You - The Musical by Queen and Ben Elton
2012-04-28


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2012.04.28 Dominion Theatre (London)
We Will Rock You - The Musical by Queen and Ben Elton
Noel Sullivan (Galileo Figaro), Emma Hatton (Scaramouche)
Brenda Edwards (Killer Queen), Alasdair Harvey(Khashoggi)
Wayne Robinson (Brit), Rachel John (Meat)
David Gwyn (Rebel Leader), Dean Read (Pop)

今年10周年の人気ミュージカル。クイーンファンのはしくれとして、一度は見とかなくてはとずっと思いつつもなかなかチャンスがなく(時間がなかったというよりは、オケ、オペラ、バレエへの投資を優先していたからなんですが)、ようやく見に行けました。

会場はトテナム・コートロード駅を出て目の前のドミニオン・シアター。エントランスの上に巨大なフレディ像があるので非常に目立ちます。中に入ると結構古くさい劇場。コリーシアムよりもさらにくたびれてる感じです。席はストールの後方(WW列)だったのですが、上階席の天井が思いっきりかぶさっていて圧迫感があり、舞台の上のほうは一部見えないものの、鑑賞に支障があるほどのものではありません。実はチケットを取る際、ロンドンに来たてのころホールの席選びで大いに勉強になったTheatremonkey.comのコメントを今回も参考にさせてもらいました。そこにもあるように、このクラスのチケットでは一つ前のVV列のほうがベターでしょう。というのは、何故だかわかりませんがVV列のさらに前の3列分くらい、一人も座らずごそっと空いていて視界良好だったからです。多分高いチケットの最後尾なので売れないんでしょう。

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ちなみに、WW列から見たステージはこんな感じです。

ミュージカルは当然クイーンの楽曲のみで構成されていて、休憩含めて3時間くらいと、結構長いです(でもオペラを思うと普通か)。あらすじは、

遠い未来、キラー・クイーン率いる巨大企業グローバル・ソフトに支配された地球で、ボヘミアンと名乗る反乱分子が地下活動(アジトは廃墟となったトテナム・コートロード地下鉄駅)を続けている最中、少年ガリレオと少女スカラムーシュが出会い、ボヘミアン達と共に伝説のロックバンド・クイーンが残した楽器を探す。ついに見つけた伝説の地で石の中から出現したブライアン・メイ・スペシャルモデルのギターを弾くとキラー・クイーンは倒れ、人々に自由が訪れた、めでたしめでたし、「伝説のチャンピオン」大合唱。ボヘミアン・ラプソディも聴きたいかい?

という、まあたわいもないもの。曲のセットリストは以下の通りです。

Act I:
1. Innuendo
2. Radio Ga Ga
3. I Want to Break Free
4. Somebody to Love
5. Killer Queen
6. Play the Game
7. Death on Two Legs (instrumental)
8. Under Pressure
9. A Kind of Magic
10. I Want It All
11. Headlong
12. No-One but You
13. Crazy Little Thing Called Love
14. Ogre Battle (instrumental)

Act II:
15. One Vision
16. Who Wants to Live Forever
17. Flash
18. Seven Seas of Rhye
19. Fat Bottomed Girls
20. Don't Stop Me Now
21. Another One Bites the Dust
22. Hammer to Fall
23. These Are the Days of Our Lives
24. Bicycle Race
25. Headlong (reprise)
26. Brighton Rock solo (instrumental)
27. Tie Your Mother Down (instrumental)
28. We Will Rock You
29. We Are the Champions

Encore:
30. We Will Rock You (fast version)
31. Bohemian Rhapsody

ぱっと見、後期の曲に偏ってるかも、と思ったのですが(まあどこからが「後期」かという議論はあるものの)、実際に初出のアルバムごとに集計すると以下のようなところでした(2回出てくるHeadlongは1回として数えてます)。

2 Queen II (1974)
2 Sheer Heart Attack (1974)
2 A Night at the Opera (1975)
2 A Day at the Races (1976)
2 News of the World (1977)

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